• 無料相談フォーム
  • 面談ご予約フォーム

事務所通信

2020年10月17日 土曜日

空き家について考える~精神的な問題

巷で話題の空き家問題。私のところにもご相談がよく寄せられています。
特に多いのが、放置するとどんなデメリットがあるの?というものです。

ところで、デメリットを考える前に、メリットはないのでしょうか?・・・いや、ある筈です。ここでは一度、メリットについて考えてみましょう。

メリット① 空き家が生まれ育った実家であれば、思い出の場所が確保される。
メリット② 将来、住むことになった場合に、新たに購入することに比べて、リフォームするだけでいいので、費用が安く済む。
メリット③ 将来、高く売れた場合は、得をする。
①については、いつでも思い出の場所があるという、やすらぎ感や安堵感がメリットですが、結局「思い出の場所を失う喪失感を回避したい」という、精神的な問題であると言えます。しかし、未来永劫、思い出の場所を確保できることはあり得ないので、ある一定の期間が過ぎれば、処分について検討する必要があります。
②③について、実際に住んだり、高く売れた場合にはメリットと言えますが、漠然とそう思うだけでは不確定要素が多すぎて、これも結局「とりあえず保存しておけば安心」という、精神的な問題であるといえます。

そうなんです、空き家問題は精神的な要素が深く関係しているのです。
なので、話し合い(遺産分割協議)が一度こじれると、その修復は難しくなります。

例えば、実家の相続が発生したとします。
相続人である複数の子供たちの内、1人でも、①、②または③を言い出し始めたら、話し合いは暗礁に乗り上げます。

そのまま塩漬けで数年放置、空き家状態です。

精神的な問題とは、不安です。失うことへの不安です。
その不安をどう解消するか、つまり、如何に合理的で妥当な手当を講じるか、、、、これが空き家問題を解くカギの一つだと思います。
合理的な根拠示して、話し合いができれば、少しでも前に進みます。

そして、相手が常識的な話さえできない場合は、調停、裁判へと発展します。

いずれにしても、放置だけは避けてください。
お困りの際は、ご相談ください。

投稿者 司法書士塩﨑事務所 | 記事URL

  • 無料相談フォーム
  • 面談ご予約フォーム

司法書士塩﨑事務所
横浜市中区本町6丁目52番地
本町アンバービル6階

詳しくはこちら