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事務所通信

2020年4月18日 土曜日

事業承継問題考 第2回

今回は事業承継の方法のうち、親族承継について考えてみたいと思います。

事業承継の中で最も多い方法は、親族承継です。

苦労して築き上げてきた(思い入れのある大事な)事業を、息子や娘、その他の親族に継がせたいと思うのはやはり当然の人情といえます。
しかし、それが当然の人情とはいえ、現実はそうなるとは限りません。
最も大きいのは次の問題です。考えてみましょう。

~親族が事業を承継しようとしない~

現在は少子高齢化で、子供の数も少なくなり、また、自由に職業を選択する傾向も強いことから、このような事例は少なくありません。
このため、親族への承継をあきらめる事業者がいます。
「せっかく作った会社なのに・・・」
「事業を引き継いでくれた方が、経済的に苦労しないのに・・・」
しかし、事業者側の心情を言っていても問題は解決しません。

これについては、事業を継がされる側の考えをしっかり聞く必要があります。

「単に事業について魅力や将来性を感じていない」
「いきなり社長になって会社を運営する自信がない」
「自分のやりたいこと(夢)がある」

事業者側がすることは、合意点を探ることです。
・魅力や将来性があることをしっかりと説明する。
・準備期間はしっかり用意する、サポートする。
・自分のやりたいこと(夢)について、それに挑戦した後にでも、会社を継ぐ意思があるのか。または、会社の経営と重なる点はないのか。
一般に、若者は高い理想があり、夢にチャレンジする傾向が強いのであって、それは逆に、頼もしいことです。
そのような中で、しっかりと話し合いをしてくことが非常に重要です。

そもそも、コミュニケーションが取れない間柄に事業承継は存在しません。

それが親子の関係であれば、尚更です。

外での修行も含めて、早期の準備に越したことはありません、従業員の理解も得やすいと思います。
相続対策にも有効です。

事業承継には時間がかかります。
やはり早めの対策(話し合い)が重要です。



投稿者 司法書士塩﨑事務所

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