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相続

2013年6月16日 日曜日

葬儀費用を被相続人の財産から支払ったら単純承認?

相続の方法には以下の3つの方法があります。

①被相続人のプラスの財産もマイナス財産も相続する単純承認
②被相続人のプラスの財産の範囲で被相続人のマイナス財産を支払う限定承認
③はじめから相続人にならなかったとみなされる相続放棄

これらは、相続の開始を知ったときから3ヶ月以内に決める必要があります(熟慮期間)。
②と③は、上記の3ヶ月以内に家庭裁判所へ申述をしなければなりません。
①は特に何もしなければ3ヶ月の経過によって単純承認をしたことになります。

また、3ヶ月以内に、相続財産を売却したり、消費したり、壊したり、又は遺産分割の協議等をしたといった、いわゆる処分行為をした場合も単純承認をしたことになります。これらの場合は、相続人の相続する意思が明らかといえるからです。

さてそれでは、被相続人の財産から被相続人の葬儀費用を支払った場合は単純承認したことになるのでしょうか?
確かにこの場合、被相続人の財産を処分していることには変わりありません。葬儀費用も本来は葬儀の主催者(喪主)が代表して支払うのが慣例でしょう。しかしこの場合は、被相続人のために被相続人のお金を使っているのであり、相続人自身のために消費している訳ではありません。そうであれば、相続人の相続する意思が明らかとはいえないことになります。
したがって、単純承認したことにはならず、相続の開始を知ってから3ヶ月以内であれば、相続放棄や限定承認もできることになります。
但し、葬儀費用といっても、被相続人の社会的地位に応じた一般的な葬儀費用が目安ですので、あまりにも高額な場合は単純承認をしたことになる場合もあります。

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投稿者 司法書士塩﨑事務所

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